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 2006.05.01 Mon









      Welcome , Welcome , Welcome!





             to





        THE SECRET GARDEN.

















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00:00:00 | 未分類 | コメント(3)
あなたへのお手紙。
 2006.05.02 Tue


pantalassa は、海の名前です。

遥かな昔、生命の発生よりもっと前のこと。
まだ地球に、未分化の巨大大陸がひとつあっただけの
時代があったのだそうです。
後の人々はその大陸をpangea(パンゲア)と名付け、
残る地球の面積を埋め尽くすたったひとつの広大な海を
pantalassa(パンタラッサ)と名付けました。

以前、ブログにも書いたのですが、(2006,3,10/参照)
私は「名付ける」という行為に強い抵抗感を持っています。
その自覚を決定的にしたのは、実はこの名前を知った時でした。

ヒトにつながる遥かな生命の歴史を辿って、
探究心の強い高邁な方々がその研究の成果に
次々と名付けることは必然だと思いました。
けれど、生命の起源以前の事象にまで
ヒトが某かの名を与えるというのは、
私には傲慢なことのように思えてなりません。

とはいえ、考えてみれば、
現代の生活の中にも人知の及ぶところではない事象はあふれ、
しかもそのひとつひとつに呆れるほど正確に
「名付ける」行為は及んでいるのですが。

生まれ、冷え固まったばかりの地球に、
ただ互いに向き合っていたひとつの陸とひとつの海は、
後の小賢しい生き物に名付けられる以前に、
互いを呼び合う名を密かに持ってはいなかったのでしょうか。

名付けられてしまった陸と海。
その後、活発に活動し、分裂、移動して行く陸地を
今も黙って受け入れ続ける海に、私は深い敬愛の念を抱いています。
いかように区切られ、名付け直されても、
海が海であり、繋がった、たったひとつの存在であるという事実は、
今も変わりません。
そして、これからも。

名付けてしまった罪を償うために、
せめてその名を大切に呼び続けたいと思いました。

あなたが包み隠さぬ裸感で捉えたことを、
言葉という果実にして、
ここに集う人みんなに切り分ける。
おいしい果実からこぼれた水は、
あの大きな海から生命の歴史をすくいあげた水。
ここに、還してください。

生まれたばかりの生命になって、
ひろい言葉の海を、ともに泳ぎましょう。





                         secret garden
                         じゃなくて、
                         secret sea
                         だったかも……!






00:12:30 | 未分類 | コメント(4)

 2006.05.03 Wed












      目に見えて薄着になる季節。


      愛されている実感が 私を


      あと一枚ぶん 身軽にする。
















09:21:48 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.04 Thu











がまん、してみる。


心の中がひとつのことでいっぱいになって


気がつけば、


唇を噛んでいる。


でも、もうちょっとだけ、がまんしてみる。





がまんしたままで日常生活。


案外、できることは多い。


















00:55:20 | 未分類 | コメント(2)

 2006.05.05 Fri












すかべっきー


      すかげっぴー


            すぱべっきー


                  すぱげっぴー……








3歳児の弱点「スパゲティー」。
















00:18:51 | 小さき人たち | コメント(1)

 2006.05.06 Sat






日差しの季節を迎える準備。



衣服に 寝具に カーテンに

グラスに 窓辺に 玄関に

文字に 会話に 振る舞いに

去年の記憶に 今日の予定に

体に 呼吸に 胸の内に。



しばらく使わないものは 一番下の引き出しに。

これから使うものは その上の引き出しに。

一番上の小引き出しには

出会いをたくさんと サヨナラをひとつ

いつでも出せるようにきちんと整理して

これでよし。



日差しの季節を迎える準備。 








00:06:08 | 未分類 | コメント(2)

 2006.05.06 Sat















      朝 起きたら 目が腫れていた。





    泣いたのは 夢の中だけだと 思っていた。




















08:47:20 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.06 Sat



亡くなった父を病院の裏口から連れて帰るタクシーの中で、
叔父と、母と、私は、毛布にくるまれた父の亡がらを抱きしめていた。
まだかすかに温かさすら残る重い肉塊の中に、
父の思念はすべて残っているように思われた。
けれど、もう二度と口を開くことはない。
父の中に取り残されたデータを引き出す術はない。
死の直前まで意識がはっきりしていた父は、
いまわの際まで何事かを思い続けていたに違いない。
彼の中のブログの最後の記事は何だったのか。
5年を隔てた今、その最期のページに付けたいコメントがある。



   愚かな娘を叱ってください。
   けれど、あと少しだけ、迷うことを許してください。
   大切なものを、見失ったわけではない。
   いろいろな距離を、もう一度はかり直しています。
   落ち着いたら、あなたとの距離も、もう一度はかりたい。
   ずいぶん待たせるかもしれないけれど、必ず訪ねるから。
   何度はかっても変わらぬ距離もあるのだと、
   どうか私を安心させてください。
   母には未だに子ども扱いされるたび、
   腹を立ててばかりいます。
   けれどあなたの前では、
   いつまでもただの子どもでいさせてください。



最期の瞬間に間に合わなかったことを、私は未だに悔やんでいる。
間に合ったところで何もできぬことくらい分かっているけれど、
父が死という手段で最愛の家族を振り切る瞬間を見届け、見送りたかった。
私をこよなく愛し、与えうるすべてを与えようとした父はその最期の瞬間も、
死とはこういうことであると、私に示したかったような気がする。
68年の人生の最後に手渡されるはずだったものを、
私は未だに受け取りそびれたままだ。

鯉のぼりに飾られて、毎年、父の命日は逝く。
あの夜、高速道路を飛ばす車の窓から、
ヘッドライトに照らされた鯉のぼりをいくつもやり過ごした。
こんなものが、その後私に特別な意味を持って映るとは、思いもしなかった。












16:58:40 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.07 Sun






浴室の窓を開け放ち

雨の匂いを迎え入れる

むせ返る湯気と入れ替わりに

眠りについたものたちの密やかな息づかいを抱いて

夜の色をした風がひんやりと忍び込む

明かりを消した浴室の中は

雨と夜で満たされ

私は

湯船から出て

柔らかな命の気配を素肌にまとう














22:57:26 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.08 Mon






眠る前に

昨夜の雨が私を満たし

今日はひっそり過ごす



表面張力ギリギリまで注ぎ込まれた水

揺らさぬように 波立てぬように

その恵みを頂く



水に気を取られ

一瞬 見失う足元



支えた手の甲にしたたる一滴を

思わず口に運んだ



極上の水は 甘い














17:50:02 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.09 Tue






私の知っている大きさの私が私のすべてだと思っていた頃

私はとても小さかった



私の知らない私がいる

私の知らない大きさがある

私の知らないところがあって

私の思い通りにならない私がいる



私は私を知らなくて

だから私は迷ってばかり

私は私が分からなくて

だから私は間違えてばかり



私は私をつかめないのだと分かった時

私は前より自由になった

私は私が見えないのだと分かった時

私は前よりちっぽけになった












13:46:27 | 未分類 | コメント(2)

 2006.05.10 Wed



月の引力にひかれて湧き立つ血液が

満月の夜

首筋からほとばしる



左顎の下 動脈の触れるところ この微かなリズムが狂い始める

私の鼓動に もうひとつ別の鼓動が混じる

みぞおちの奥に息を潜めた生き物がゆらりと首をもたげ

出口を求めて心臓の裏をゆっくり進む

肩甲骨のあたりで向きを変え 鎖骨の上に回り込み

首筋を昇って顎の下へ

動脈瘤はこぶし大となり 両手で押さえてもまだ肥大する

激しい痛みが 満ちて 引いて 繰り返す波が周期を縮め

気が遠くなる最後の瞬間 水疱のはじける音がして

血しぶきとともに生き物の形をした血液がつるりと生まれ

そのまま月を目指す

ぐっしょりと血に染まり その影を見送れば

ごらん 空いっぱいに 同じく月を目指すものたち

あの家にも その家にも 身の内に生き物を飼う女がいるのだ



女たちは深夜ひっそりと 浴びた血を洗い流すために湯を使う

痛みの取れた首筋に そっと触れてみる

腫れもなく 傷跡もない

目を閉じて 脈をさぐる

間違いなく 私だけの鼓動



月ごとに繰り返す儀式

間もなく 満月。











17:33:07 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.11 Thu















      「ぜったい、だいじょうぶ」


      この世で一番恐ろしい言葉。




















16:08:56 | 未分類 | コメント(3)

 2006.05.12 Fri


私たちは忙しい

区別したり 分類したり 比較したり 順位を付けたり



同じ色で流れる血を アルファベットで識別する

どちらが数分先に生まれたかで 第一子と第二子を登録する

神話を投影した星の配置に生まれた日を重ね 性格を診断する

最終学歴がどこまでかによって 労働報酬を査定する

性別が 年齢が 出自が 資格が 容姿が 成果が 賞罰が 履歴が

言語化し得るすべての条件が

差し迫る日々の生活に標を付ける



区別され 分類され 比較され 順位づけられた私たちは

標に従い整然と泳ぐことに忙しくて

わずかな手間や ささやかな努力や かすかな手応えや ひそかな願いを

後回しにしたり 一緒くたにしたり ごまかしたり 放り出したり

取りこぼした何かを拾うために身を屈めた瞬間

流れに呑まれて それが何であったか忘れてしまう



水底に 沈む覚悟はあるか

水面を蹴って 飛翔する用意はあるか

勇気でも希望でもなく

泳ぎきることと変わらぬ力で

ただ自在であるために













08:42:04 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.13 Sat












         Happy Universe-day to Me !

















00:00:03 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.13 Sat



空を飛ぶ夢を見たことがない。
幼い思い出を遡っても、たぶん一度もない。
忘れたような気がしない。
見たいと思っている夢だから、
見たら忘れるはずがない。

海の夢は何度も見た。
目が醒めて、からだが冷えきっている時は
たいてい海の夢を見ている。
波をかぶり全身濡れて、ただ凍えている。
泳ぎもせず、助けを呼ぶでもなく、
頼りない何かにつかまって、途方に暮れている。

どこかへ行く夢を、あまり見ないのだと思う。
状況はいつも立ちすくむ私に訪れ、
何かする前に忽然と消える。

夢の中で、
何かができたということ自体、
あまりない。













12:50:15 | 未分類 | コメント(2)

 2006.05.14 Sun












      母の日

      どうしても今日

      伝えねばならないことがあって

      そのために

      母を傷つける。

















14:57:14 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.14 Sun











      君の悩みはいつも どれほど傷ついたかということ。


      私の悩みはいつも どれほど傷つけたかということ。

















16:00:48 | 未分類 | コメント(5)

 2006.05.15 Mon



幼い頃、私はあることで一人の友人をひどく傷つけた。
友人は目を伏せただけだったが
その胸の痛みを私は瞬時に理解した。

何があってもしてはならないことだった。
何があっても言ってはならない言葉だった。

それまで良好だった友との関係が
今後表面をどれだけ繕っても
根底で崩れたまま二度と修復できない。
友人は善い人で
それからも私と時間をともに過ごしてくれたが
それがなおのこと私を責めた。

あのとき、ただ目を伏せるだけで
すべてを押し殺した彼女の胸の内を思うと
その後私が他人から受けたいくつかの悲しみなど
取るに足りないことだと、今でも思う。

すぐに傷つく人も なかなか傷つかない人も
共に周囲を傷つけやすい。
ただ、立ち止まりたくない一心で
私は後者を選び取った。
それから私は
何本ものアンテナを折り畳み
今日に至る。

もう一度広げられそうな場所を
どこかに探したい気もするが
そんな幸いも手に入れるべきではないと
幼い私が叱咤する。

彼女はもう忘れているだろうか。

許されたいからではなく、
思い出させることで再び傷つけたくないから
二度と蘇らない彼方へ
私という存在ごと葬り去っていてくれればと思う。

忘れられても
大丈夫。
代わりに
私がずっと
覚えている。









00:36:46 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.15 Mon



家の側にある大きな楡の老木
どのように根が張って体を支えているのか
不安定に傾いだまま
この時季 新緑を身にまとう

老いた木でも若葉は初々しい
秋には枯れ葉がしこたま降って
周辺の住人の落ち葉かきは悩みの種だが
台風など来る度に
いっそ折れたらすっきりすると囁き合い
嵐が去って無事な姿を見ては
皆で胸を撫で下ろす

夏の盛りにはこの木の下で
汗が引くまで立ち話をする人も多く
そのせいか
根元に忘れ物が落ちていることがある

愛され 疎まれ 利用され
もの言わず どこへも行かず
ただ生きることの営みを繰り返す木
私の命があるうちに
その生を終えることがあるのだろうか

ここを終の住処と決めた私は
この木と同じ

見届けたい
見届けられたい

命あるがままに生きるということを
静かに認め合えると思う





08:46:39 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.16 Tue









あるがままを肯定された身体と
あらかじめ否定された身体では
機能も 動きも 柔軟さも違う



      意のままに動く身体に言うことをきかせるのではなく
      不随意な身体をそのまま認め、言うことをきいてやる



                  身体は饒舌だ
                  聞く耳を持てば語り始める
                  それは自らの物語でありながら
                  君の知らないストーリーかもしれない
















17:45:02 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.17 Wed






      I can stand
      I can walk
      I can hop, step and jump up



      I can eat
      I can drink
      I can sleep, dream and wake up



      I can feel
      I can think
      I can weep, smile and get up





             …… without you.











21:00:11 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.19 Fri




踏みしめる 君の足
自分がどこへ行くのか聞く必要などない
すべてを知っている者のように
ここに立つ


打ち鳴らす 君の手
自分が誰であるか疑うことなどしない
弾けるような手応えと音の躍動を
ここに響かせる


呼びかける 君の声
応える声にまた呼びかけていつ終わるともない
驚くほどの力強さを繰り返し
ここに刻み付ける













18:12:58 | 小さき人たち | コメント(0)

 2006.05.20 Sat








         ああそうだ

         たいせつなときには

         かならずきみがそばにいたのだと

         きづくのがおそすぎなくてよかったとおもう

              わたしたちはきっとこんなふうに

                   これからもいつまでも

                        どこまでも











20:56:42 | 未分類 | コメント(3)

 2006.05.22 Mon











       死ぬまで、そばにいるからね。









                  双葉を開いたアサガオに、生涯を誓う。

















16:36:52 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.23 Tue



コドモからもらった風邪
渇いた咳がときどき止まらず
目覚める頃ひとしきり苦しい

昨夜 コッブに半分ほどの水で
たやすく飲み干した白い粉薬
のせいで今朝から意識朦朧
きちんと処方してもらったのでも
こんなにあからさまに効くと恐ろしい

誰かと話したり
車を運転したり
食事をとったり
するのは平気だが
ひとりになると
人肌に温められたゼリーの中を泳ぐ

身動きがもの憂く だるい
少しだけ と横になると
そのままゼリーに意識が溶ける

人と会う約束も
コドモの迎えも
眠りの外にすっぽかし
こんな時間になって
ようやくゼリーから半身上がる

夜までに腰も脚も引き抜かなくては

明日また新しいゼリーに入れやしない











17:45:43 | 未分類 | コメント(0)

 2006.05.24 Wed












近いからわかること   近すぎてわからないこと


            遠すぎてわからないこと   遠いからわかること














08:35:07 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.24 Wed





そばを通るだけで気になる
気になると吸い寄せられる

始めてしまうとやめられない
あと少しだけ もう少しだけ

足も腰も指先も あちこち痛い
髪も顔も衣服も あちこち汚し

それでもひたすらに
ただ次を追い続けて

時を忘れ
我を忘れ

草抜きの誘惑!











20:49:06 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.25 Thu






身近な人の心を ふと 見失うとき
遠くにいる 君の言葉が 私を包む

大切な人を 不覚にも傷つけたとき
遠くにいる 君の言葉が 私を赦す

どこを探しても手に入らなかった自由や
何度つなぎ止めてもかなわなかった愛や
繰り返し繰り返し夢に見た小さな願いを
遠くにいる君が容易く私に叶えてくれる

近くなくてはできないことは あまりに多いが
遠くなくてはできないことも 思いがけず多い

君が遠くにいることで
私は今日と向き合える

君が遠くにいることが
私を明日に向かわせる











23:06:44 | 未分類 | コメント(1)

 2006.05.26 Fri



何を待っているのだろう

同じ日に水に浸した
小皿の中のアサガオの種
三日ほどで膨れて白い根をのぞかせるものと
何日経っても頑に縮まったままのものと

   早く目を覚ました子は
   もう柔かな土に引っ越したよ
   おまえはどうして
   まだ眠ったままなの

ふと
こどもは自分の生まれる時を自分で決める
という話を思い出す
予定日をあまりに過ぎて
促進剤で出産した友人は
「この子が話せるようになったら、一体何を待っていたのか聞きたい」
と 悔やむように語った

まだ 時ではない と 沈黙する

生まれ出る以前の生命にも
これほどの判断力が備わっている











10:56:44 | 未分類 | コメント(0)
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