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 2008.12.02 Tue






      君の種をここに



   土をかけ   水をやり   光をあて

                     見えないところで

         ゆっくりと始まる細胞分裂

            の

               音   に耳を澄ます




水を含んだ種は
     ウエシタ
暗闇でも 重力 を知る




                  暖かさと光の気配に腕を伸ばす

                        ために

                  あらかじめ足許を確かに支える

                        ための



           メタモルフォーゼ
            生命活動





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09:01:16 | 未分類 | コメント(0)

 2008.12.18 Thu






                   世界は
              大男が開け閉めする絵本やね






              開けたら朝になって
                   閉めたら夜になる












00:59:42 | 小さき人たち | コメント(0)

 2008.12.26 Fri











1度目は  経験
                        2度繰り返して初めて

                            失敗












00:43:12 | 未分類 | コメント(0)

 2008.12.26 Fri


贈り物を選ぶ

選んだものが

君への思いを

大きすぎずに

小さすぎずに

伝えるものか

何度も確かめ

何度でも迷う



00:54:48 | 小さき人たち | コメント(0)

 2008.12.31 Wed
1日1歩ずつ進んだら
8年間で約3000歩
1歩を30センチとすれば900メートル地点
何もない平原ならきっと
身長120センチの君が手を振っているのがまだ見える

生まれたばかりの頃はもちろん
歩くことなどできなかったから
本当はもっと近いのだろうけど
そんなこと言うなら
昨日より今日また少し大きくなった君の歩幅は
肉眼では測りにくいスケールで
これから確実に長さを増して行く

手を伸ばせばいつでも抱き寄せることができた1年3ヶ月のあと
二足歩行を習得した小さな足は
毎日あゆみを進めてここまで来た
それでもまだ
走って戻って来られるだろう
小学校からのいつもの帰りみたく
ちょっと寄り道してもいい
足音たてて帰って来ると知っているから
毎朝送り出すこともできる

けれどある日
君は帰らない
望遠鏡をのぞいても
君の姿は見えない

小さいと思っていた背中がいつのまにか大きくなり
それさえも地球の丸みに吸い込まれ
すました耳も
こらした目にも
君の手がかりは何ひとつない

その日私は
心安らかでいられるだろうか
君の足が
君の体をそこに引き留めることを
きちんと肯定できるだろうか

君と重ねる毎日を距離に置き換えて
いつか来るその日のシュミレーションをする
日一日と距離を伸ばす君の背中がまだ見えるうちに
君の意思と君の自由を
ここから無条件で認めるためのレッスンを積む

午前1時
誕生日から3日を過ぎて
また3歩進んだ君の寝顔



01:08:50 | 小さき人たち | コメント(0)

 2008.12.31 Wed






からんと白く明るく

窓のない長い廊下の向こうから

すっきりとしたそろいの服を来た人達が

ぱらぱらと集まって来る。

私と

あと3人の係員は

その人たちを整列させる役目であった。

この人たちはこれから戦地に赴くので

私はどうにも涙がこらえきれず

けれども立場上

感情をあらわにすることは許されないため

つるりとした壁に向いて泣き顔を隠し

職務を全うできずにいる。

あとの3人によって音もなく手続きは進められ

突然ぽっかりと開いた出口から人々が整然と退出するのを

私は肩甲骨で見送る。

音もなく壁は閉じた。



同時に

3人の係員は

壁の足許にあるわずかなすき間に這いつくばって顔を押し当て

今しがた送り出した人達の行方を確かめようとする。

そんな所から外が見えたのかと

私もかがみ込んだ所で

いつのまにかやってきた別の係員が

私に面会者がいると言う。

間もなくここに来るということ。

次の便で出立する人だということ。

名前も告げられず

心当たりもなく

けれど必ず会おうと思った所で

子どもの手が私を眠りから連れ出してしまった。

朝食の支度をしながら

誰だったのだろう



思う。

私に会おうとした人は

あの白い空間で

何を伝えたかったのか。

私がいないことを知り

どんな思いでその場を後にしたのか。

夢の中とはいえ

取り返しのつかないことをしてしまったという後悔が

このいちねんのおわりに

私の中に沈んでいる






03:06:33 | 未分類 | コメント(0)
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