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 2009.07.07 Tue
毎朝5時45分に起きる子どもたちは
毎朝5時50分に洗面をすませ
毎朝5時55分に食卓で大きな口を開ける

ぎゅーにゅーぎゅーにゅーぎゅーにゅーちょーだい

自分で出してつぎなさい
こぼさないように気を付けなさい

ぎゅーにゅーぎゅーにゅーぎゅーにゅーがないよー

あらら昨夜アイスコーヒーに入れて
残り少なくなったのは最後の1パックだったのか

ぎゅーにゅーぎゅーにゅーぎゅーにゅーちょーだい

仕方ないコンビニ行ってくるわ
先にパン食べてなさいすぐ戻るから

5時57分の玄関を開けるとザブリと流れ込んできたのは牛乳
あっと思う間もなく玄関は天井まで白い液体で満たされる

ごぼごぼごぼこどもたち
 ごぼごぼごぼぎゅうにゅうだよ
  ごぼごぼごぼこんなにたくさん
   ごぼごぼごぼこれでもう
    ごぼごぼごぼかいにゆかずにすむよ
     ごぼごぼごぼここあけなさい
      ごぼごぼごぼでもきをつけて
       ごぼごぼごぼたくさんあけると
        ごぼごぼごぼだいどころが
         ごぼごぼごぼぎゅにゅうだらけになるよ
ぶくぶくぶくふたりともこっぷをもって
 ぶくぶくぶくどあのちかくにおいで
  ぶくぶくぶくかあさんがこっちから
   ぶくぶくぶくほんのすこしあけるから
    ぶくぶくぶくよういはいいかい
     ぶくぶくぶくあけるよあけるよ
      ぶくぶくぶくほらほらほら
       ぶくぶくぶくじょうずにできたかい
        ぶくぶくぶくこぼれたらふきなさい
         ぶくぶくぶくふきんはながしだよ
げぼげぼげぼそれのんで
 げぼげぼげぼぱんもたべたら
  げぼげぼげぼはみがきして
   げぼげぼげぼきがえてらんどせるしょって
    げぼげぼげぼにかいのまどからでなさい
     げぼげぼげぼかあさんははいれないよ
      げぼげぼげぼだいどころがよごれるからね
       げぼげぼげぼあとでにかいまで
        げぼげぼげぼおよいでべらんだからはいるよ
         げぼげぼげぼおふろがにかいでよかったよ
    ごくごくごくちょっとのんだよけっこういけるね
   ごくごくごくせっかくだからあしたのぶんも
 がぶがぶがぶあいたやつにいれなさい
  がぶがぶがぶいっぱいはいったかい
      どぶどぶどぶこぼれたらふくんだよ
     どぶどぶどぶぎゅうにゅうはくさいから
ざぶざぶざぶうきわはおしいれだよ
 ざぶざぶざぶじぶんでぷーぷーして
    がぼがぼがぼきょうはみずぎでいきなさい
   がぼがぼがぼせいふくもぱんつもくつしたも
        ぐぶぐぶぐぶらんどせるにいれてって
         ぐぶぐぶぐぶついたらきがえなさい
               ぎゅうにゅうはくさいからね。





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09:20:05 | 小さき人たち | コメント(0)

 2009.07.09 Thu











            海ひとつ、くださいな。












15:08:24 | 未分類 | コメント(3)

 2009.07.10 Fri




寝苦しさに透かした窓から漏れ聞こえる
午前1時の重低音



               だれの夢の中を飛ぶこともないように
               注意深く高度を上げた飛行機が




      この東の端の国よりもはやく朝日をめざす










10:13:27 | 未分類 | コメント(0)

 2009.07.12 Sun

先に風呂場に入った子どもが
へんな顔してそろりと出てくる

 お母さん
 まどに
 鳥がおる。

覗き込むと
3枚に分かれてしとみのように開く窓の
まん中の上縁に
1羽の雀が羽にくちばしをうずめて眠っている

 ぼく気がつかんかったから
 ちょっと閉めちゃった。
 だいじょうぶかな。

クルクルと内側のハンドルを回すと
しとみはゆっくり開閉する
気づいて飛び去るかと思い
大きめに開けてみたが
傾いた体が網戸にもたれかかっても
午後9時の夢から覚める気配がない

   このまま入ろうか

不用意に驚かせて
闇の中
アテもなく飛び出させてはかわいそう
鳥を起こさぬようゆっくりとハンドルを回し
挟みすぎないように
ギリギリまで窓を閉める
うるさい風呂のフタを細心の注意を払って巻き上げ
鳥からなるべく遠い所で湯を汲み上げた

滴り落ちる水音が風呂場に響く
鳥が目覚めて暴れ出さないか
目は窓に釘付けのまま
手桶の湯が見当違いの床を洗う

二人して
そっと湯船に身を浸す
親を待つヒナよりも
もっと肩寄せてささやく
鳥の話
鳥目の話

 お母さん。

   なぁに

 明日クラスマッチなんで、水泳の。

   ああそう

 ぼくは出んけどね、25メートル泳げんから。

唐突な話題転換に拍子抜けしつつも
小声のままなのがこそばゆい
体を洗うために湯から出る
腰をかがめたスローモーション
このあたりなら鳥からは見えにくい(つもり)
このくらいなら鳥が驚かない(つもり)

頭を洗い終わってふと見ると
いつの間に目覚めたのか驚愕の表情の雀
飛び立つすき間も不十分な現状を
凍り付いたまま受け止め
こちらを見返している

 起きたね。

   起こしちゃったね

 早よ出よう。

   そうだね

それでももう一度湯船につかりたいので
さっきよりもっと腰を落とし
息を詰めて浴槽の縁をまたぐ
きゅっとひざを抱え
身を寄せ合って
波立たせぬように
音立てぬように

 おかあさん。

   なぁに

 もうせんぷうき出してよ、暑いけん。

   わかったわかった



梅雨明け間近の夏の宵
つかずはなれずの雀風呂





01:48:27 | 小さき人たち | コメント(0)

 2009.07.15 Wed





ウマレタウマレタウマレタ

チイサイチイサイチイサイ

シロイシロイシロイシロイ

メデタイメデタイメデタイ

カメラカメラカメラカメラ

ミテミテミテミテミテミテ








08:29:28 | 未分類 | コメント(0)

 2009.07.18 Sat






昼下がりの川岸に小さな二人
赤いバケツを持っているのはペルメル
網を浸しているのがペルメリア
ほらもっとみぎだよペルメリアしっかりてをのばしてよ
こっち?このあたり?
もっとみぎだよああにげたよひだりちぇっすばしっこいなぁ
どこ?どこ?こっち?
もういないよにげちゃったみえなくなったよあみをあげていいよ
そうなの?いないの?
いないよでもまたあがってくるよしばらくまたなくちゃ
ペルメルおこってる?
おこってないよきたらまたおしえるよこんどはつかまえよう
うんきっとつかまえようね
ねえペルメリアうまくいったらどうしようきっとたくさんつかまるよ
どうしようペルメルバケツがいっぱいになるわ
だいじょうぶぼくがもってあげるから
でもあばれてにげだすのがいるかも
そしたらまたおしえるよだからつかまえてよペルメリア
ああわたしみえたらいいのに
だいじょうぶとてもじょうずだよこのあいだのちょうもあとすこしだった
ちょうはいいおとがするからわかるわ
ちょうのおとぼくにはきこえないペルメリアきみってすごいね
でもさかなはだめみずのおとにまぎれてしまう
ああぼくあるけたらいいのにみずのそばでそうやってあみがつかえたら
いいのペルメルはあぶないからそこにいてそうやってわたしにおしえて
ごめんねペルメリア
ううんごめんねペルメル
いいんだねぇちょっとだまっていようさかながあがってくるまで
そうねじっとしたままだまっていたらさかながあがってくるかも
しぃーペルメリア
しぃーペルメル
それから日が暮れる頃
私が通りかかった時には
水際の茂みにカラッポの赤いバケツが
転がっているまででした











00:08:25 | 未分類 | コメント(0)
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