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潜心
 2006.02.18 Sat
高いところは嫌いだから
「塔のてっぺんにたった一人で立っているようだ」
と言われても
危ないなと思うのが先で
私はあなたの孤独を共有できない
むしろ
人ひとりしか入れない大きさの
それでいて光も声も届かない深い穴の底にいる方が
安心して孤独に専念できる

穴はすぐ埋まるけど
塔を埋めるのは大変だな

そのぶん
埋まった穴はきっとすぐに忘れ去られるが
うずもれた塔の上には
きっと
立札が建つ「この下に高き塔あり」

どちらもきれいに埋められて
あなたの足許は大地に変わるが
私の頭上は二度と出られぬ厚い天井

それも承知の上

                        初稿 1994,2,4






13:53:50 | 未分類 | コメント(0)
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