2008.05.06 Tue




3月の誕生日に買い与えたばかりの
おもちゃのようなピンクの自転車の補助輪を
どうしても外すのだと言ってきかず
閉店間際の自転車店に連絡を入れる

これからしばらく
毎日練習に付き合う覚悟でいたら
翌日の昼までにはバランスを取るようになり
午後にはスタートも独りでマスターし
今日は立ちこぎで友達に手を振ろうとする


あんまりだと思う






00:26:48 | 小さき人たち | コメント(0)

 2008.05.05 Mon

ふらりと訪れた寒い部屋で
あの日思いがけず
君の心の内を聞かされた
誰かがお膳立てしたかと思うほど
その部屋には誰もいなくて
 君と
 私しかいなくて
笑み交わし合ったあと
私たちはずいぶん長い立ち話をした

思い詰めた言葉の裏に
昨日今日のことではない確かさを感じ
思えばあの時
私は君の不在を一瞬想像したような気もする

原因も
現状分析も
今後の見通しも
何もかもを的確に把握することは
今あるがままの継続を困難にする

あいづちを打つことが
君の中の静かな決意を促してしまうことに
気づかぬふりをしただろうか
 私は

積極的な肯定はなくても
消極的な否定もなければ
理解されたものと思っただろうか
 君は

修復には
壊れるまでにかかったと同じ年月を必要とする
別れ際にはそんな話もした

そのあと会う約束をしていた人に
ずいぶん遅れた理由を尋ねられて
待ち合わせの時間を
すっかり覚え違えていたことにしたが
他の言い訳は今も思いつかない

君がいないことを受け入れ始めた5月の部屋は風に満たされて
開けっ放しの窓の外がやたらにまぶしかった





00:13:29 | 未分類 | コメント(0)

 2008.04.26 Sat


      見えていることがすべてではないと認めることは難しい


















      見えていることがすべてだと認めることはもっと難しい
17:54:54 | 未分類 | コメント(1)

 2008.04.25 Fri





イセ「ウシが どしどし あるいています。
   ことしは なにどしでしょう!」

マカ「ネズミどし。」

イセ「……。」






00:27:48 | 小さき人たち | コメント(0)

 2008.04.24 Thu







            よいことと よくないことと

                 いつも

            おなじだけ ありますように



11:56:08 | 未分類 | コメント(0)

 2008.04.19 Sat





命育む惑星は
光集める柔らかな衣をまとう
裾なびかせて回り続けるこの星に
風の止むことはない

植物の呼吸
動物の呼吸
大地の呼吸
海の呼吸

風が
いつもどこかを目指しているのは
かつて息だったことがあるからだ

 前略
 あの日、遠い国で君が吹き鳴らした喇叭の風が
 今朝ここに届きました。音はもう失われていた
 けれど、胸いっぱいに吸い込んだとたん、君の
 思いが骨打ち鳴らし身体に響きわたりました。

大気は生まれながらにして風だ

呼吸のたびに新しい風を起こしつつ
私たちは星の自転を加速する

この星は
45億年の
吐息で包まれている






09:45:14 | 未分類 | コメント(0)
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